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2022-06-07

糖化(細胞の焦げ)による老化


AGS(老化物質)はメイラード反応と深い関係にあります。
メイラード反応とは100年位前のフランスで、食品についたて研究している化学者メイラードが、糖とたんぱく質を加熱することにより、褐色または黄色い物質が出来ることを発見したことに由来します。

例えて言えばホットケーキ、両面が美味しそうにキツネ色に焼けます。この現象をメイラード反応と呼び、肉や魚にこんがりと焼き目が付くのもメイラード反応です。更に1969年血液の研究家であるアメリカのサムエル・ラーバー医師が、メイラード反応は食品だけで起きる現象ではなく人間の体内でも起きていることを突き止めました。

血液中の赤血球にはヘモグロビンというたんぱく質があり、肺から体の様々な組織に酸素を運搬する働きをしています。ある日ラーバー医師が糖尿病患者のヘモグロビンを調べた結果、変わった性質のヘモグロビンを発見。それが結合し糖化した「ヘモグロビンA1c」だったのです。しかも高血糖である糖尿病患者は、この「ヘモグロビンA1c」が通常の人の2~3倍多く存在していました。
糖尿病患者の特徴的な症状として考えられるのは、「老化」です。通常の人より皮膚が脆く、骨がボロボロ、歯周病や白内障、認知症になるリスクも早いといわれており、血管も脆く、心筋梗塞や脳梗塞になるリスクも通常の約3倍も高いそうです。


でも糖分は人間が生きていくためにはとても重要な栄養素です、ですから摂取は必要でも必要以上に摂取すると余分な糖分を身体に取り入れてしまいます。(老化物質を身体に蓄積させる)
そこで大切なのが急激に血糖値を上げないこととそういう食品を選んで体に摂り入れることです。(GI(グリセミック・インデックスを上げない)GI値というのはブドウ糖の血糖上昇率を100とした場合の、血糖値の上昇率を数値化したものです。GI値の数字が低い食品ほど血糖値が上がりにくく、GI値が高い食品ほど血糖値が上がりやすいことを示します。つまり、できるだけ低GI値の食品を選ぶことが、糖化の抑制につながるのです。

次回は低GI値の食品や低糖化生活についてお話したいと思います。


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