前回の項でエラグ酸は本当に痩せるのか?について書きましたが
実際、皮下脂肪はどうなのか、について書こうと思います。
下記に消費者庁が出したエラグ酸の脂肪を減らす効果についての
調査結果を挙げようと思います。
何種類もの成分が挙げられていましたが、今回はエラグ酸のみに
スポットを当てたいと思います。
エラグ酸が一番減らしてくれるのは内臓脂肪です。
その他には体重減少をサポートしてくれたり、BMIの数値の改善が
挙げられています。
※BMIとは、ボディマス指数といい、体重と身長から計算される肥満度を言います。
但し子供は別の指数があり、そしてこのBMI値が国際的な指標でもあります。
上記のようにエラグ酸は身体についてしまった脂肪(皮下脂肪)を減らすことは
あまり期待出来ないことがおわかりいただけたと思います。
しかし、エラグ酸は
直接、身体についた皮下脂肪に働きかけるのではなく、脂肪の合成を抑えたり、肝臓で中性脂肪や脂肪酸の生成を抑え減少させる効果があります。
このことから、血中の中性脂肪の増加や脂肪細胞の増加を抑えられ、脂肪細胞の分化や肥大が抑制されます。
更に、エラグ酸を摂ると脂肪細胞から分泌される【アディポネクチン】(痩せホルモン)が増加することが分かっています。
これでおわかり頂けたと思いますが、エラグ酸によって直接的に皮下脂肪が減るのではなく減りやすくなるということです。
但し健康的に体重を減らすためには、日頃の食生活や運動などにも気を付けてしてください。
次回は、脂肪細胞について書いていきたいと思います。
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「痩せホルモン(アディポネクチン)」が体に及ぼす影響としては
、ダイエット効果ですが具体的には、脂肪燃焼作用、メタボ抑制作用、糖尿病抑制作用、
血管拡張作用と多岐にわたります。
Keisan
https://keisan.casi
最近では、ダイエット食品やサプリメントでよく聞くエラグ酸ですが、いったいどういう成分なのか、本当に効くのかはよく分かっていないのが事実ではないでしょうか。
テレビで言ってるからとかネットの公告に出てるからというだけでよく調べないで購入している方が多いと思います。かく言う私もその中の一人。
そこで今回は【エラグ酸】について少し深掘りしてお伝えしたいと思います。
★成分は?
植物の苦味や色素成分であるポリフェノールの一つで、イチゴやラズベリーなどのベリー類やザクロの果実に含まれています。
※ポリフェノールとは、植物が光合成をすることで生成される物質で、苦み、色素、アク等の元になっている成分のことを指します。自然界では8000種類以上あり、苦みや渋みが強く、色が濃い果物や野菜に多く含まれています。
★効果、効能は?
エラグ酸にはとても強い抗酸化作用があり、ガンを抑制したり、糖尿病を予防してくれたり、炎症を抑える効果の他に、アンチエイジングなど様々な働きがあります。
更に、脂肪の合成を抑える効果があり、特に肝臓でコレステロールから胆汁酸へ分解、異化を促したり、中性脂肪や脂肪酸の産生を抑制し血中のLDLコレステロールの量や中性脂肪の量を減らします。
※異化とは、生体内の成分を分解して、違う物質に変える過程(高分子から低分子)のことで、分解することで物質に含まれるエネルギーを取り出す反応
◆上記のような効果があることから、脂肪を減らす目的のあるサプリメント等に痩せる成分として使われています。
★本当に痩せる?エラグ酸
では様々なダイエット食品やサプリメントに使用されている【エラグ酸】は本当に効果があるのでしょうか?
確かにエラグ酸には、脂肪の合成を抑えたり、中性脂肪や脂肪酸の産生を抑え、血中コレステロールの量や中性脂肪の量を減らす作用はあります。では身体についてしまった脂肪に関してはどうなのか、そのあたりを考えてみたいと思います。
次回で【エラグ酸】とダイエットの関係について書いていきたいとい思います。
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食事やセルフ、またはセラピストによるケアが大事なわけ
細胞性免疫というのは、ウイルスに感染した細胞や癌細胞などの異常な細胞を、抗体を介さず免疫細胞のみで攻撃し排除する性質のものです。その中心となるのがT細胞ですが、主に活躍する細胞のが、CD4ヘルパーT細胞とCD8キラーT細胞です。
液性免疫とは、B細胞と抗体が中心となって働く免疫反応で、ヘルパーT細胞の「Th2細胞」が作るサイトカインによってB細胞が刺激されると、B細胞が形質細胞に分化して大量の抗体を作り出し、その抗体が全身に広がり身体を守るシステムです
抗体を作る力がそなわっている
上記でもお解かりように「細胞性免疫」と「液性免疫」の違いは、体内に侵入した異物への対処の方法です。「細胞性免疫」は免疫細胞が直接異物に攻撃を仕掛けますが、「液性免疫」は抗体を作ることで身体を守ります。
私達の身体には様々な免疫システム(防御力)が備わっています。
しかし、生きていく中で身体的、精神的疲労や病気などで、その免疫システムが働かなくなったり、弱くなったりということがままあります。
そういう時は食事やセルフ、またはセラピストによるケアが必要になってきます。
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今回は『獲得免疫』のリンパ球について書きます。
リンパ球は白血球の成分の一つで、B細胞、T細胞、NK細胞、形質細胞などの細胞で構成され、これらは細胞同士でチームを組み、ウイルスや病原体、癌細胞などの異物を攻撃し排除します。
・B細胞
リンパ球の約20%~40%を占めており、骨髄で作られ骨髄内で分かれたり成熟したりしています。B細胞は体内に侵入した病原体の情報をもとに抗体というタンパク質(液性免疫)を作り、身体を守ってくれます。※B細胞はT細胞等の指令で活性化し形質細胞となって抗体を作ります。
・T細胞
血中リンパ球の60~80%を占めています。T細胞は、キラーT細胞とヘルパーT細胞の2種類に大別され、キラーT細胞は、ウイルスに感染した細胞や癌細胞を殺傷し排除に関わり、ヘルパーT細胞は抗原の刺激に反応し、他の免疫細胞の働きを調節する司令塔の働きを担っています。近年では、感染から守るための重要な役割を果たすTh17細胞や、過剰な炎症を抑える制御性T細胞、リンパ組織の形成を促すための濾胞ヘルパーT細胞、免疫記憶T細胞、γδ型の抗原受容体を持つT細胞、NKT細胞(NK細胞とT細胞の二つの性質を持つ・腸粘膜に多く存在する)上記のような新しいT細胞が次々と発見されています。※いまだに解明されていない細胞も数多存在します。
・NK細胞(ナチュラルキラー細胞)
文字でもお分かりのように、生まれながらの殺し屋です。全身をパトロールし、癌細胞やウイルスなどに感染した細胞を見つけ次第攻撃するリンパ球です。
NK細胞は抗原(ウイルス・癌細胞等の異物)に対しての反応ではなく、以前に反応したものでなくても攻撃し排除する働きがあります。
・形質細胞
骨髄内で作られる白血球の一つで、B細胞が変化して形質細胞となります。形質細胞は身体に入ってきたウイルスや細菌と戦うために様々な抗体を作り身体を感染症や病気から守ります。
※形質細胞は免疫グロブリンの生産工場で、その免疫グロブリンとは抗体の機能を持ったタンパク質のことを指します。
役割は2種類
■獲得免疫には、2種類あります。抗体を作ったり、感染した細胞や癌細胞を排除したりなど様々な役割があります。その役割によって「細胞性免疫」や「液性免疫」の2種類に分けられNK細胞やB細胞などのリンパ球は「細胞性免疫」です。次回は「細胞性免疫」と「液性免疫」について書いていきたいと思います。
体の疲れを麻布十番・東麻布でとるなら整体・リラクゼーションの麻布リバースへ、疲労を溜めると免疫力も下がります。
前回の章でお伝えしましたが、免疫には2種類あります。
生まれながらに身体に備わっている「自然免疫」と後天的に身体に備わる「獲得免疫」です。
ここでは、この2種類の免疫のうち「自然免疫」についてもう少し詳しく書いていきたいと思います。
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