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2018-04-23

仕事に対して「気持ち」の対価って考えたことありますか?


労働と対価


対価

前回、施術という現場から感じた、「働き方革命より、自分革命」という内容で書きました。
健康、精神は親と同じパターンを繰り返すことがあり、親を見ればそれを未然に防ぐことができ、逆に有利なのではないかと、考えているわけです。

過労、仕事によるストレスによって精神的に不安定になることが注目され、働き方革命という、スローガンもちらほら耳にする日本ですが、そこまでして精神的負担に(※下記文末参照1_うつ関連データ)なってしまう仕事を選ぶ又は継続して働く判断基準は実はあいまいで、

学生なら先輩や就活エージェント、仕事場での上司や友人、親族などの助言や影響はさけられず、突き詰めるところ、自分がなんとなく考えている対価と環境・金銭が合わないときにこのような、精神状態になるのではないかと。

そしてこの「なんとなく」を突き詰めることも仕事をしていくうえで大事です。そのなんとなくで、自分の対価を決めているのですから。

 

自分がなっとくする気持ちの対価を突き詰めてみる


例:
学歴や資格がある、今の労働環境と金銭ではこれまで、積み上げてきたことに対し「対価」が合わない

就活

 

実際、世の中のフィルターを通してみると資格、学歴があっても大企業でリストラにあうこともあるという現在の世の中です。

その自分が考えているスペックが環境に合わなくなっているのです。またその、資格や学歴は吸収しただけでなく、それを軸にどう行動したのか?ということも大事ですよね。資格だけ取って壁に飾るマニアは沢山いますから。

それというのも、先日も大学生の就職人気希望先、2018年卒では大手メガバンクが上位を占めていましたが
(※キャリタス2018_https://job.career-tasu.jp/2019/guide/study/ranking/

2019年卒では大手メガバンクが大量リストラということで

 

(※キャリタス就活2019_http://www.disc.co.jp/uploads/2018/02/2019monitor_201802.pdf
これだけ就職希望先が1年後にはちょっと世の中が変わるだけで、これだけ変わるという時代です。

しかし、親だとか、現在の世の中の現状にうとい人が近くにアドバイザーとしていたら、高度成長期の良かった時を経験している年代は、まだ大きな会社、有名な大学という観念から抜け出ていないかもしれませんね。

仕事があわないとか、なんとなく対価が合わないという人は、その仕事に対しての自分の気持ちの対価が合わなくなっているのではないでしょうか。

他人からの評価は賛否両論あり、それが組織での評価となっていますが、結局はそこで働くのは自分で、「働くことの喜びを感じるポイント」も人とは違うはずなので、まず自分で仕事に対しての対価を知る事も必要です。

 

金銭的フィーの高いところに行くことで対価を得ることができるの?


これは、皆さん考えることですよね。やっぱり稼ぎのいいところ、投資だと安定的な利回りがあるほうがいい。判断基準としてこのように「金銭」は一番のポイントですが、お金をたくさん貰って、または派手な暮らしをしている人を見て、はたから見たら幸せそうなのに、本人はあまり幸せを感じていない人もたくさんいます。

あなたがただ体験していないだけで、いろいろなリスクや安定的な状態を放棄して、常に利益が発生した分を投資に回して運用している方だって世の中にはいるのです。

お金をより多く稼ぐ方法はありますが、いろいろな対価と引き換えに得ていたりするので、自分が精神状態をそこまで高められるか、顔から前にころんでも、前転+バク中で立ち上がるぐらいのメンタル。ちょっと大げさですが笑、そのような人達の真似をして、それを達成する為に心が疲れてしまって病んでしまっては、元もこうもないので、ちょっとお金への対価は横に置いといて考える方が良いかと感じます。

 

自分の対価を知るには


 

成長

〇これまでの仕事で蓄積したこと
(ただ業務に必要なスキルを覚えたというだけでなく、どんな体験と経験をしてきたか)

〇これまでの経験からこれから自分はどんな体験をしたいか

 

現状から対価を上げるには


〇自分自身を高める
※考え方OSを変える、いつも考えているパターンがあります、それ自体を変更します

〇環境を変える(仕組みを変える)※属する人の環境もふくめて

〇信頼をより積み重ねる

〇対価を上げるための行動をする

対価が合わないから、ストレスを感じる。ただ継続的に、信頼も築いていけないと
対価だけ一瞬であげても、長続きはしないです。

そして本当に重要なのは、継続的に対価を上げる為の行動をしてきたかどうかが一番重要なのです。

 


参考資料 


※参照1_ストレスに関して

【厚生労働省ホームページより】

~引用~
我が国の自殺の現状
平成10年に、それまで年間2万人台前半で推移していた自殺者数が3万人を超えました。それ以降は、3万人を超える高い水準で推移をしています。
~ここまで~

このように、平成10年からの推移が年間に2万人台で推移していた状態が3万人を超えました、それ以降
国も対策を講じており「自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム」を発足しております。

「自殺・うつ病等対策プロジェクトチームとりまとめについて」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jisatsu/torimatome.html

日本の自殺や鬱の統計
(推移:http://www.mhlw.go.jp/seisaku/2010/07/03.html

~引用~~

(3)うつ病の原因より

さまざまな研究によって分かっていることは、「うつ病を引き起こす原因はひとつではない」ということです。非常につらい出来事が発症のきっかけになることが多いのですが、それ以前にいくつかのことが重なっていることも珍しくありません。そのため原因というより、要因というほうが考え方としてなじみやすいでしょう。生活の中で起こるさまざまな要因が複雑に結びついて発症してしまうのです。

まず最もきっかけとなりやすい「環境要因」ですが、大切な人(家族や親しい人)の死や離別、大切なものを失う(仕事や財産、健康なども含む)、人間関係のトラブル、家庭内のトラブル、職場や家庭での役割の変化(昇格、降格、結婚、妊娠など)などが要因となります。こうして見るだけでもさまざまな出来事が要因となりうることが分かります。
http://kokoro.mhlw.go.jp/about-depression/ad001/

~引用ここまで~


厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/seisaku/2010/07/03.html

平成22年最新情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jisatsu/torimatome.html

厚生労働省 心の問題メンタルサポート 専用サイト
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_depressive.


〈参考〉成長と学び、生き方。個性をいかすマインド。

この記事を書いた人

麻布リバース
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