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2020-07-09

身体を守る免疫力1


今回は免疫力について書いていこうと思います。今、ちまたを騒がしている新型肺炎コロナウィルスや毎年のように発生するインフルエンザなど、地球上には様々なウィルスや細菌がウヨウヨしています。その他にもストレスや疲労など人間は色々な物に囲まれて生きています。細菌やウイルスなどに感染すれば大体の方は病気になります。それらから私達の身体を守ってくれるのが抵抗力や免疫力といわれているものです。ここでは、その抵抗力や免疫力のこと、どうしたらそれらを増やすことが出来るかを書いていこうと思います。

抵抗力とは?  医学生物学研究所  ruo.mbl.co.jp 
         ヤクルト中央研究所 institute.yakult.co.jp  参照

『抵抗力』『免疫力』全く同じように感じられますが、実は違うんです。『抵抗力』とはもともと生まれながらにして持っている強さを指しています。体質によって風邪やインフルエンザに罹り難い人っていますよね、そういう方はもともと身体に備わっていた『自然免疫』=『抵抗力』が強いという事です。主な免疫細胞にはマクロファージやNK 細胞、樹状細胞、好中球があります。

下記には主な免疫細胞の種類と働きを書いていきますね。

マクロファージ自然免疫において重要な役割を担っています。この細胞は体内に侵入した異物を食べ、消化・殺菌することで細菌感染を防いでいます。その他にも食べた細菌をより効率的に排除するための蛋白質を分泌し免疫機能を活性化したり、その情報をT 細胞に伝えより強力な免疫機能を誘導します。その他の役割として、寿命を終えた赤血球や白血球、血小板、死んだ細胞他の排除や血液中の多すぎる栄養を処理するなど様々な働きをしています。

NK 細胞ナチュラル・キラー細胞は生まれながらにしての殺し屋細胞で、全身をパトロールしながらがん細胞やウィルスに感染した細胞を見つけ次第攻撃するリンパ球のことを指し、生まれながらに備わっている自然免疫に重要な役割を担っており数種類の細胞傷害因子を持っています。また、NK 細胞には活性型と抑制型のレセプターというアンテナが備わったおり、ウィルス感染細胞やがん細胞を見つけると活性型から信号が入り攻撃を開始します。また、通常の細胞に対しては抑制型からの信号が優勢になり正常な細胞を攻撃することはないのです。極めて優秀な殺し屋です。

樹状細胞名前の通り樹木のような状態で、枝のような突起があります。もともとは白血球の免疫細胞の一つで血液によって運ばれ体中のありとあらゆる場所に分布しています。働きは体内あるいは体表で異物を発見するとその異物を自分の中に取り入れ、その特徴を覚えリンパ節に移動し、その特徴をリンパ球に教え攻撃するように指示するのです。いわば、樹状細胞は免疫細胞の中の司令塔のような役割を担っています。

好中球白血球中の約60%を占めており、体内に侵入した細菌や異物を食べて消化する食細胞です。体内の感染を守る為、第一線で活躍する機動隊のようなもので、マクロファージで処理しきれないものを処理する役目を担っています。この好中球は細胞が細菌に感染したとき、約2 時間後には増加し始めます。たまに、ケガをしたときに化膿して膿が溜まることがありますが、その膿はお腹いっぱい細菌を食べ、自分も死んでしまった好中球の集りす。
化膿の状態が軽い場合は市販の抗生物質入りの傷薬を塗って化膿がひどくならないようにして下さい。症状が重くなった場合は、医療機関を受診することをお勧めします。

自然免疫が低下する原因
免疫が一生懸命、細菌やウィルスと戦っているのに重症化してしまうのは、自然免疫力がさがっているからです。その原因は3つ「ストレス」「冷え」「加齢」です。ストレスが大きいと自律神経のバランスが崩れ免疫力を低下させます。加齢の場合は自然免疫より獲得免疫の方が影響を受け易いですが、生活を見直すことで自然免疫力が高まり、リンパ球の数を保つことが出来ます。次に冷えについてですが「冷えは万病の元」とよく言いますが、血流が悪く体温の低い人は実際病気に罹り易いです。その理由は免疫細胞である白血球は血流によって体内様々な場所に行き、細菌やウィルスに罹っていないかチェックをしています。
血流が悪ければチェックもスムーズにいかず、病巣へ向かうのに時間がかかってしまい結果としてウイルスに負けてしまいます。これらのことは獲得免疫にもあてはまります。            

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麻布リバース
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