タンパク質の働きとは?
しかし、働きはそれだけではありません。
身体を動かすだけでなく、栄養や酸素を運搬したり免疫機能を保ち、私達の身体を内外から守るという大切な機能もありその働きは多岐にわたっています。
(タンパク質は3~10万種が存在し、その働きはそれぞれ違います。)
タンパク質が作られる仕組みは、体内に十分にタンパク質がある時は運動により筋肉が刺激されタンパク質が筋肉に吸収されやすく合成が促進されます。
タンパク質が不足してる場合は同化作用(同化作用・アナボリック)をおこすために必要なタンパク質が摂り込みにくくなります。
そのときには必須アミノ酸であるロイシンを摂取すると筋肉を合成することに効果的でタンパク質を過剰に摂取した場合に起こる体調不良などの報告はされていません。
但し、ものには限度というものがあります。
ここでいくつか考えられる影響について挙げていきたいと思います。
1.内臓疲労
私達が身体に摂り入れたタンパク質は体内で合成分解を繰り返し必要なものは吸収され、余った物は分解され窒素となって体外に排出されます。
その窒素を排出するときに肝臓や腎臓の働きが必要になります。
体内で分解される過程でいらなくなった素はアンモニアに変化します。
アンモニアは私達にとっては有害な物質ので、肝臓で無害な尿素に変換し、腎臓で尿として排出します。
この時、タンパク質を多く摂取していると通常以上の窒素を尿に変換しなければならないため、肝臓や腎臓にかなりの負担をかけてしまい内臓疲労を起こしてしまいます。
この他にカロリーの摂り過ぎ、尿路結石に罹り易くなるリスク、腸内環境の乱れが挙げられます。
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詳しくは次回ご紹介したいと思います。↓
タンパク質の「摂り方」に注意2
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