12月には7日が【大雪】22日には【冬至】という2つの節気が
あります。
7日【大雪】はもう過ぎてしまいましたが、大雪が激しく
降り始める時期という意味があります。
この頃になると陽は更に短く、寒さも際立ってくる頃です。
大雪の2週間くらい前に小雪(ショウセツ)があり、この頃から
小雪が舞い始め、大雪の2週間くらい後に冬至がきます。
冬至は一年の中で、太陽の位置が一番低く日も短いため
太陽の力が一番衰える時でもあります。
逆にこの日を境に日は徐々に長くなり再び太陽が力を取り戻す
ということからこの日を【一陽来復】と呼び運気が上昇する
とも言われています。
冬至には「ん」の付くものを食べて運気を呼び込めという
諺がありますが、では何故カボチャを食べるのかというと
カボチャ=南京(ナンキン)とも呼び更には陰(北)から陽(南)に
向かうという意味合いを込めて食べられるようになりました。
この他にも「ん」の付く食材に大根・人参・レンコン・銀杏
インゲンなど数多くの物があり、栄養価の高い物を食べるという
生活の知恵でもあったのです。
もう一つは、冬至にゆず湯に入ると風邪を引かない
これには諸説ありますが、一つにはゆずの強く清々しい香りが
邪気を遠ざけ身を清めてくれるというもの
ゆずは病気に強く長命な木なので、それにならい無病息災を願って
ゆず湯に入るという慣習ができたということです。
実際、ゆず湯には血行促進・冷え性の緩和などの効能があります。
皆さんも是非冬至にはゆず湯に浸かって温まってはいかがですか?
日頃シャワーだけで済ませている方には特におススメです。
予約・お問い合わせ (下記の番号をスマホタップして電話可能)
この記事を書いた人
過去の記事
- 2024年3月25日からだエラグ酸で痩せる?
- 2024年1月24日からだダイエットに効く?エラグ酸
- 2023年8月18日からだ腸と免疫の関係4(細胞性免疫と液性免疫)
- 2023年5月16日からだ腸と免疫の関係3(獲得免疫)