腸内環境の善し悪しで、あなたの肌は変わる❣
まず、腸の話をする前に、肝臓の働きについてお話したいと思います。
栄養素の殆どは小腸で吸収され血管に入ります。
そこで血液によって肝臓に運ばれ、必要なものは身体に取り込まれ
不要なものは体外に排出されます。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれているように、不調が重症化するまで症状として
現れにくいことでも有名です。
呼吸と体の関係性
私達は生きていく上で食事をしたり呼吸をします、そのような性質上
少量ではありますが、有害物質や添加物、不要物を身体に取り込んでいるんです。
肝臓はこういった物も代謝、分解し無害化する働きもしているのです。
とても働き者ですね‼
ただ、肝臓で分解しきれないもは、再度血流にのり腎臓に運ばれ、そこで更に分けられ
再利用され、最終的に不要なものは便や尿として体外に排出されるんです。
ですから、日頃から添加物の多い食品を食べ続けたり、アルコールを多く飲み
続けたりしていると、肝臓はそれらを分解するために黙々と働き
続けなければならなくなり、やがて限界がきてしまいます。
このようなことから、肝臓の働きが悪くなると血液に有害物質が入り込み
肌荒れの原因となったり、更には血色が悪くなって透明感のある美しい肌とは
ならなくなってしまうんです。
また、肝臓は栄養の貯蔵庫でもあるため、働きが悪くなると摂った栄養が貯蔵できず
身体に行きわたらない為、肌に必要なビタミン類が不足となり、肌荒れをおこしてしまいます。
これらのことからも分かるように、肌と肝臓はとても密な関係にあることがわかりますね。
便秘=肌荒れ 何故そうなる?
次に腸の働きについてお話したいと思います。
消化に関係する臓器は食道、胃、十二指腸、小腸、大腸の順に存在します。
食道を通り、胃で攪拌された食べ物は小腸で栄養の大部分を吸収され、大腸で
水と一部のビタミンを吸収しています。
栄養を吸収する腸の働きが悪くなると、必要な栄養が身体に行きわたらず、身体の健康
だけでなく、肌の健康も損なわれ、肌トラブルの原因になります。
腸の働きを悪くする大きな原因として、便秘が挙げられます。
便秘になると体外に排出されようとしていた毒素や、他の不要物が腸内にながく留まり
結果として腸内環境を乱し善玉菌を減少させ悪玉菌を増やしてしまうんです。
便秘の原因として考えられるのは、食物繊維不足、運動不足、水分が足りない
ストレス等が考えられます。
※便秘=腸内細菌の生態系悪化ということ
腸内で増えた悪玉菌が発生させたガスが、血液中に吸収され肝臓に負担をかけてしまい
ニキビなどの肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
まとめ
肌トラブルをおこさないためにもバランスのとれた食事、添加物やアルコール、脂分の摂り過ぎに
注意し、適度な運動を心掛けることが必要です。
参考サイト スキンケア大学 肌と内臓の関係
この記事を書いた人
過去の記事
- 2024年3月25日からだエラグ酸で痩せる?
- 2024年1月24日からだダイエットに効く?エラグ酸
- 2023年8月18日からだ腸と免疫の関係4(細胞性免疫と液性免疫)
- 2023年5月16日からだ腸と免疫の関係3(獲得免疫)